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レポート2024.04.21歌とまち、両方の自慢で優勝に輝いたのは!? 『ハイサイ! うた自慢まち自慢 沖縄大会』開催!

最終日となる4月21日(日)、ラフピータウン(パレットくもじ前 交通広場)で『ハイサイ! うた自慢まち自慢 沖縄大会』が開催されました。

市町村の代表が歌とまち自慢で対決!

このイベントは、沖縄県にある41の市町村の首長、または首長が指名する当該市長村の代表が、歌やパフォーマンスで地元の特産品をPRし、沖縄全体を元気にしていこうというもの。MCは、沖縄県住みます芸人のオリオンリーグ(剛くん、玉代勢 直)が担当。オリオンリーグの2人からは、今大会エントリーした8市町村のブースがステージ周辺に出展していることが伝えられると、ブースや客席をあおり、盛り上げていきます。

続いて審査員の紹介です。宜野湾市出身のミュージシャン・ジョニー宜野湾、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)、株式会社よしもとエリアアクション 代表取締役社長 泉正隆がステージに。ジョニーは、宜野湾市が出ていることに触れ「不正は絶対にしません!」とアピールし、笑わせます。熊元は歌のうまさ、歌詞を理解しているかを審査すると、あえての真面目コメント。稲田は「かっこいい人がいたら100点入れる」と無責任発言です。泉社長が「街の魅力を表現しているところに高得点をつけたい」と話すと、オリオンリーグの2人は、しっかりしたコメントに「ホッとした」と胸を撫で下ろしていました。

各市町村が個性いっぱいの歌と町をPR

歌のあとには「まち自慢」のPRタイムが設けられていることも伝えられると、いよいよスタート。トップバッターの西原町はNS²BP(西原町学生ソーシャルビジネスプロジェクト)の面々。たくさんの子どもたちと生バンドがノリのいいオリジナル曲「君が教えてくれたこと」を披露しました。「まち自慢」では、みんなの仲がいいことをアピール。そして高校生が考案したという「サトウキビから取っタレ」という万能タレなどを紹介しました。熊元は「まち自慢」を行った17歳のしゃべりが達者すぎると脱帽。大阪でやっているハイヒールの通販番組でも売れる! と太鼓判です。

二番手の国頭村 教育長の宮城尚志氏はギター片手に登場。菅田将暉の「虹」を、バックに応援団を従えて聴かせると、会場もいっしょに歌って盛り上げました。「まち自慢」では、MCのフォローもありつつ「アップルバナナタルト」や「森と水とやすらぎの里、国頭村」といったアピールを行いました。稲田は「すごく楽しかった!」と爆笑しつつ、点数をどうつけたら? と笑わせます。泉社長は「ファミリー的な雰囲気で国頭の海辺で聞いている感じがした、歌だけでも魅力が伝わった」とコメントしました。

大宜味村 村議会 副議長の平良嗣男氏は、白いスーツの胸に赤い花を飾って登場。三橋美智也の往年の名曲「哀愁列車」を歌い上げました。熊元は自分の持ち歌であるかのような味があった、と絶賛。「まち自慢」では、大宜味村の人たちの思いが詰まった特産の「シークワサー酢」を紹介します。ジョニーは「すばらしかった! あとで衣装をどこで買ったか教えてください」と笑わせました。

続いては、宜野湾市 教育委員会 教育長 仲村宗男氏がコーラス隊とともに登場。応援団とジョニーのおもしろやりとりなどもありつつ、「いちご白書をもう一度」の替え歌で「沖縄国際映画祭をもう一度」を披露しました。泉社長が「国際映画祭、どこかでもう一度」という歌詞に感謝すると、仲村氏はほかの部分の歌詞についても裏話を明かし、盛り上げます。「まち自慢」では、今日トロピカルビーチで海開きが行われていること、おいしいフードについても伝えました。

ブルマ姿で登場した久米島町の久米G氏はYouTuber。久米島ホタルをイメージした衣装を着た娘2人との登場に会場は盛り上がります。ネーネーズの「ノーウーマン ノークライ」を、歌詞にアレンジを加えて聴かせてくれました。「まち自慢」では、海洋深層水の取水量が日本一と話すと、海洋深層水を使った化粧品がブースで販売されていること、さらに車海老も日本一の生産量で、おいしいものしかない! とアピールしました。

与那原町 町議会 副議長 当真聡氏はギター片手に登場。ゆるキャラの「つなひきかちゃん」もバックで応援します。そして審査員に与那原ビールを差し入れ。熊元は「しっかりしたワイロ」とコメントしますが、ひと口飲んだ稲田は「おいしい!」と絶賛です。歌ったのはオリジナルでシリアスな歌詞が印象的な「正直ものになりたくて」。歌のあとは観光大使 喜舎場 泉が登場。ジョニーは「昔、少しつきあっていた」と爆弾発言して盛り上げます。観光大使は「まち自慢」としてビールが日本一になったことをアピールすると、自身のPRも行って笑わせました。

嘉手納町は、あやとぶったんと愉快な仲間たちが登場。法螺貝やギター、太鼓などを手に、子どもたちやゆるキャラの応援団も一緒にステージへ上がります。歌は沖縄テイストを満喫させてくれる「唐船どーい」。会場にはいっしょに踊り出す人もいるなど盛り上がりました。「まち自慢」では町長からのメッセージを読み上げ、おすすめスポットとして道の駅かでな、比謝川を挙げたほか、野国いもやマンゴーなどについてもアピール。泉社長は歌について「沖縄に来たなと思えて、すばらしかったです!」と評価しました。

ラストの那覇市 副市長 古謝玄太氏は、福山雅治の「家族になろうよ」を披露。地元でもあり、会場からは歓声が飛び交います。「まち自慢」では、まず「那覇市にようこそ!」とアピール。当日に牧志公設市場リニューアル1周年記念のイベントを行なっていることを明かしたほか、なはまぐろについても説明しました。稲田は「歓声があるのに、緊張せずにすごいです」と称賛。熊元は「那覇市がトリというのは深く考えなくていいですね?」と素朴な疑問をぶつけて笑わせました。

厳正な審査の結果、優勝したのはあの町!

これですべての出演者の歌が終了。泉社長は「今回もレベルが高かった、弾き語りとオリジナル曲も多かった、感動しました」とコメント。ジョニーは「皆さん上手で、おしゃべりも上手、お金払ってもいいくらい、このあと歌いにくい」と笑わせます。集計中にはジョニーが「アゲアゲでいこう」を聴かせ、会場を盛り上げました。

結果発表前には、審査員が改めてステージへ。優勝したのは与那原町! 泉社長が名前を読み上げると、会場中が拍手と歓声に包まれました。紅しょうがの2人は「歌がうますぎた!」と絶賛。ステージに上がった与那原町の面々は全員が笑顔で大盛り上がり。ジョニーから優勝パネルが手渡されると、会場は改めて大きな拍手に包まれました。

審査の理由として、稲田が「ビールをもらったのでしっかり(高得点)」、ジョニーも「僕もビール」と笑わせると、泉社長は「町長が後ろでしっかり踊っていたのもPRだった」と評価のポイントを明かしていました。