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レポート2024.04.21浅野忠信、剛力彩芽らも登場!「第16回沖縄国際映画祭 那覇国際通りレッドカーペット」
最終日の4月21日(日)には、メインコンテンツのひとつである「島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭 那覇国際通りレッドカーペット」が行われました。
快晴の沖縄の空の下、オープニングがスタート!
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まずはオープニングセレモニーから。主催者を代表して、沖縄国際映画祭実行委員会 名誉会長 沖縄県知事 玉城デニー氏の代理で副知事 池田竹州氏の挨拶です。池田氏は祝辞を述べたあと、映画祭が春の風物詩であると話し、映画祭を通し沖縄の自然、文化、風習など魅力あふれる観光資源が世界中に広がっていくことを期待しているとメッセージを伝えました。
来賓を代表して、衆議院議員 島尻安伊子氏、宮﨑政久氏による祝辞です。島尻氏は会場に挨拶、映画祭は沖縄の風景に溶け込んでいると思っていると話し、今回が区切りではあるが、今後バージョンアップした、いろいろな形で沖縄での存在感を示してくれると期待していると話しました。
宮﨑氏は16回目の映画祭について、楽しい思いと寂しい思いが相半ばと心境を吐露。映画祭は本当に大きくなった、地域ごとに応援団を作って、沖縄全体に定着していったのは吉本興業のおかげと称賛。そして以前の大会の思い出を振り返ると、一区切りついたので今度は沖縄の県民から盛り上げていける大きな大会にしたいと力を込めました。
祝電披露のあとは、沖縄国際映画祭実行委員会 副会長 那覇市長 知念覚氏によるレッドカーペット開催宣言です。知念氏は「おはようございます!」と笑顔で挨拶。映画祭の歴史について伝えると、高らかにレッドカーペットのスタートを宣言しました。
まずレッドカーペットでは、琉球王朝時代に行われた祝儀舞踏、四つ竹踊りが披露されます。踊るのは沖縄県内で活動する高校生を含む若手舞踏家の面々。ゆったりとした三線の音色と歌声に合わせて、鮮やかな紅型に花笠をかぶり、四つ竹を打ち鳴らしながら踊る様子はしなやかで華やか。つめかけた観衆はすばらしい踊りを堪能していました。
たくさんの芸人、俳優、応援団がレッドカーペットを闊歩
当日の気温は27度、最高29度まで上がるというアナウンスもあり、水分補給なども呼びかけられます。そしていよいよレッドカーペットがスタート。レッドカーペットにはたくさんの観衆が集まり、芸人や俳優、タレント、応援団などを迎えました。なかにはダンスを披露するグループもあるなど、賑やかなイベントにぴったりの雰囲気。レッドカーペットを歩く人たちは、それぞれ沿道に手を振ったり、サインや撮影にも応じるなど、リラックスした表情。各地のゆるキャラも多数登場し、レッドカーペットに花を添えました。
トップで登場したのはタキシードでドレスアップしたガレッジセール(川田、ゴリ)の2人。ゴリは映画祭について「終わるのが悲しい思いもあるんですけど、僕は所属している吉本興業が16年、沖縄にこれだけの祭りを続けてくれた感謝の方が大きいです」とコメント。そし「いろんな芸人さん、俳優さん、アイドルの方などに来ていただいて、沖縄の人たちも実際に気軽に観ることができて、テレビに出てる人を生で見れた。すごく価値のあるイベントだったと思います」と振り返りました。
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最後ということで噛み締めながら歩いた、と川田。「『ちばりよー』なんて言われると、とっても嬉しいです」と話すと、あんなに小さかった映画祭がこんなに広がって16年続いたというのが本当に感謝ですね」と話しました。
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エルフの荒川は、ド派手なピンクのミニスカートでらしさたっぷり。「沖縄の太陽、最高ー! 沖縄の海、最高ー! 沖縄国際映画祭、最高ー! アゲー!!」とコメントもらしさたっぷりでした。はるは「仲のいい紅しょうがさんと一緒に歩けて最高でした!」と笑顔。その紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)の2人は、荒川に負けじとド派手な衣装で沿道の声援に応えます。「CM衣装で来させていただいたんですけど、私は普段からなめられたくない気持ちでやっているので、今日誰よりも一番強そうにレッドカーペットを歩けて良かったです!」と熊元。稲田は腰に巻いたベルトを見つつ、「まさかこのベルトをつけながらレッドカーペットを歩けると思ってなかった」と笑わせると「優勝した気持ちになれました。初めてなんですけど、これで合ってるんですか?(笑)。でも楽しかったです!」。
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特別招待作品「不死鳥の翼」に出演したAKINAは、1回目の沖縄国際映画祭で歩いたことを明かし「地元のレッドカーペットを最初と最後に歩けたので、やり続けて良かったと思いました。両親も見に来ていたので、少し親孝行もできました」と満足げな表情を見せます。
スリムクラブの内間政成は「暑い中みんな集まってくれて本当に感動しました。終わるのが寂しいです!」と残念そう。真栄田賢は「映画祭、今までありがとうございました」と沖縄出身者らしくコメント。そして「残念ながら終わってしまいますが、十数年間の思い出をこれから皆さんで泡盛でも飲みながら語りましょう。今後とも映画と吉本、そして沖縄をよろしくお願いします! 沖縄、吉本、映画、いぃよ!」と自分のネタで締めくくり。さらに記念撮影には「内間の家のローン返すぞ! 世田谷で分不相応な家を買ったぞ〜!」と叫び、笑わせました。
地域発信型映画「あいをたてる」に出演した松田るかは、「初めてのレッドカーペットなんですけど、地元で感慨深いです」とにっこり。毎年の風物詩がなくなるのは寂しい気もすると話しつつ、「さっき川田さんとゴリさんから1億ずつ(出して映画祭を残そう)と急に言われたので、頑張ってみようと思います(笑)」と笑わせました。
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地域発信型映画「空の港のありがとう」出演の清水美砂は、「暖かい場所で温かく迎えていただいて、本当に心地がよかったです」と沖縄の気候、人に言及。そして終わってしまうのはとても残念と話すと「この規模で映画祭を続けていただいた吉本興業さんに本当に感謝いたします!」と話しました。
沖縄国際映画祭は10年ぶりくらい、と話したのは、地域発信型映画「お屋敷の神さま」出演の三戸なつめ。「久しぶりに沖縄にも来れたし、レッドカーペットも歩けて、沖縄のファンの方にも会えたので嬉しかったです!」と笑顔で語りました。
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ダンス&ボーカルグループ円神(ENJIN)からは、A.rik (エーリック)とSOLの2人がレッドカーペットに登場。A.rikはオーディションで、『いつかレッドカーペットを歩きたい』と言ったことがあるそう。「今日最後に歩けてめちゃめちゃ嬉しいです。僕たちもこれから大きくなりたいので、最後にレッドカーペットを歩けて、いいスタートを切れたなと思います」と話しました。SOLは「小学校中学校とずっと見に来ていた沖縄国際映画祭のレッドカーペットを歩かせていただいて本当に幸せです」とコメント。そして「最後となるのは寂しいですけど、また自分たちが新しく何かできたらと思いますし、もっと沖縄にエンターテインメントで貢献出来たらと思います」と力強く話しました。
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特別招待作品「くすぶりの狂騒曲」出演の和田正人は、気楽に話しかけてくれるところが、自身の地元の高知とそっくりと笑顔。「またなにかの形で沖縄を盛り上げて、映画界が盛り上げる場所が生まれたらいいなと思います」と今後に期待を込めました。
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特別招待作品「おしゃべりな写真館」からは賀来千香子と中原丈雄らがレッドカーペットに。賀来は「皆さんの熱気を感じて、温かく迎えていただいたことにすごく嬉しく、私たちも感激しています。 沖縄のパワーをいただいて、映画が皆さんの心に届くような気がしました」と映画祭と沖縄についてコメント。中原は「多くの方に声をかけていただいて照れくさいですね。映画祭に参加できたことがとても嬉しいです。幸せです」と話しました。
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特別招待作品「私が俺の人生!?」出演の剛力彩芽は、「すごい楽しい!」と弾ける笑顔。初めてレッドカーペットを歩いた感想として「たくさんの方に名前を呼んでいただけて嬉しかったです。握手をさせていただいたり、触れられたりするのも幸せだなと感じます」と話し、沖縄の温かさ、雰囲気に幸せを感じたとコメント。
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沖縄映画特集「阿麻和利」に出演したのは比嘉梨乃と佐久本宝。比嘉は「地元のレッドカーペットをこんなにたくさんの出演者の皆さんと歩けたことが、本当に幸せでした。感謝の気持ちでいっぱいです」、佐久本も「歩いているだけで『阿麻和利』という声がたくさん聞こえてきました。逆賊だった『阿麻和利』がこんなに色んな人からヒーローとして名前を呼ばれるのが、本当に嬉しかったです」と2人そろって笑顔を見せました。
ジャングルポケット(おたけ、太田博久、斉藤慎二)は3人そろってレッドカーペットに登場。斉藤はあちこちで持ちギャグの「は〜い!」を連発し、笑わせます。おたけは、スタッフから10万人くらい来ていると聞いたらしく「最高ですね。おたけさいこっちょー!」とこちらも持ちギャグを披露。太田は、盛り上がってるこの感じが本当に好き、と話しつつ、「本当に最後と言うのは寂しいです」と映画祭の終了を惜しみました。斉藤は「うちらが来た瞬間、一気に熱があがったというか。多分ほとんどがうちらを見に来ている感じなので、そのプレッシャーはありました」とひとボケ。そして「みんなの歓声に後押しされて、いつもより大きい『ハァ~イ』が出ました。『ハァ~イ!!』」と最後もギャグで締めくくりました。
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アニメーション「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY」の大西亜玖璃は、「本当に太陽が燦燦で、いいお天気なのも良かった」と話すと、レッドカーペットでファンの方が名前を呼んでくれたのがうれしかったと笑顔。
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宮沢和史はリラックスした表情でレッドカーペットを闊歩。「前に歩いた時よりも国際化しているというか。色んな方がいらっしゃって、16年で築いたものが花開いたなあという感じがしました」と今回の印象を語ります。そして「沖縄と他県に結ばれた目に見えない絆みたいなものは、途切れることはないと思う」と映画祭についても言及。「その最後、フィナーレに後輩や皆さんと一緒に歩けたことが光栄です」と話しました。
かりゆし58の前川真悟は映画祭が、沖縄が世界中とつながったり、いろんな表現が生まれる大きなきっかけになった思う、と話し、「さみしいけど、今回最後のレッドカーペットで宮沢さんの背中を見ながら歩けて、とても幸せでした」と感謝のコメントです。
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照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督最新作「かなさんどー」に出演した浅野忠信と堀内敬子もレッドカーペットに。浅野は「ここまでたくさんの人がいて、こんなにみんなと触れ合えて、こんなに天気がいいレッドカーペットはここが初めてです。最高ですね!」と笑顔。そして、最後だと思っていないと話すと「最後ということは始まりということなので、また新たな沖縄国際映画祭が始まると思っています!」と新映画祭に期待を込めました。沖縄国際映画祭では2回目のレッドカーペットになると堀内。沖縄の方々が本当にあったかくて、大好きになったと話し、「こんなに素敵なイベントを無くしちゃいけないと思っている方々がほとんどだと思うんで、なにかしらの形で続いて行くと思います。それを願っています」と、こちらも次を見据えてコメントしました。
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人気芸人の板尾創路、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、チュートリアル・徳井義実は3人そろっての登場。小杉はあちこちでリクエストに応え「ヒーハー」と叫びつつ、レッドカーペットを歩きます。その小杉は「数年ぶりに歩かせてもらって最高でしたね。みなさんに『ヒーハー!』って求められた時に言う『ヒーハー!』ほど気持ちのいいものはないです。映画祭最高、ヒーハー!」とここでも連発。板尾は「僕は1回目からほとんど来ているんですけど、終わるとは想像していなかったんで寂しさもあります。でも。また別の形で続けて行くというのも聞いたんで、また頑張ってレッドカーペットを歩きたい」と話すと、「今度は逆走します」としっかりひとボケ。芸人同士で飲みにいくなど、映画祭の思い出があると話したのは徳井。「青春みたいな空気もある映画祭でした」とこれまでを振り返りました。
トリを務めたのは桂文枝と西川きよし。文枝は「今までも歓迎はされましたけど、今年が一番盛り上がったんじゃないですかね。今回でひと段落ということですけど、本当に皆さんに歓迎していただいて、嬉しい限りです」とコメント。きよしは「今日の天気予報を見たら、九州の方はほとんど雨じゃないですか。なのに那覇だけはピーカンで、30度近い。ありがたいですよね」と晴れ男らしくにっこり。そして「沖縄映画祭が、本当に良いゴールになるようにしていただいたんでしょう。16年間、“小さなことからコツコツと”頑張ってきて良かったです!」と締めくくりました。
クロージングでは全員が16年間に感謝!
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クロージングにはホストとして、沖縄国際映画祭 実行委員会 実行委員長 大﨑 洋氏、桂文枝、西川きよし、宮川たま子、そして知念市長がステージへ。文枝はまず会場に16年の感謝を伝え、自身が育った大阪の街・大正が沖縄出身者の多い街であることに触れると「沖縄は第二の故郷のような感じ」と話します。そして「一旦終わりますけど、またやらせていただきたいと思います、よろしくどうぞ」とアピールしました。
きよしも「16年、沖縄の皆さんにお世話になった」と感謝すると、一応ゴールということですが、新しい出発への第一歩と明言。そして映画祭の思い出を振り返ると「心新たに小さなことからこつこつと頑張りたいと思います!と話しました。
41市町村全力応援芸人のキャプテンを務める宮川たま子は「今日は本当にありがとうございました! 16回も開催していただいてスタッフの皆さんにも感謝しています」と話すと、これからも盛り上げていきたいと力強く訴えました。
大﨑氏は、沖縄の方言で挨拶して拍手を浴びると「今年が最後かと思うと少し寂しい」とポツリ。そして思い起こせばきりがないので短めに、と断りつつ、46年前に初めて沖縄に来たこと、2009年に吉本興業の社長に就任した際、真っ先に沖縄国際映画祭の開催を決めたことなどを振り返ると、沖縄の方々に自らこの映画祭を引き継いでもらって、いいバトンタッチができれば、と話すと「変わらず、引き続きどうかよろしくお願い申し上げます」と挨拶しました。
知念市長は、回を重ねるごとに皆様に知られるようになり、沖縄の魅力を感じてもらえる春のイベントになった、イベントの提供側、受け取る側がひとつになって大きな笑顔が広がったことに大きな喜びを感じていると笑顔。そして、沖縄から新たなコンテンツを発信するということで大きな意味があった、次の新たなステージに繋がっていくと思うと話しました。
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