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レポート2024.04.20板尾創路が、沖縄の歴史を振り返る人気企画に登場!板尾「沖縄の人間でなくても楽しい」

4月20日(土)には、那覇文化芸術劇場なはーと大スタジオでイベント『デジタルで甦る8ミリの沖縄』が開催。映画監督の當間早志(NPO法人シネマラボ突貫小僧)と真喜屋力(沖縄アーカイブ研究所)、そしてスペシャルゲストの板尾創路とMCの空馬良樹が登場し、全員で映像を元に沖縄の歴史を振り返りました。

映像で昔の沖縄にタイムスリップ!

『デジタルで甦る8ミリの沖縄』は、沖縄国際映画祭でも毎回満員御礼の人気企画です。沖縄の一般の人々が撮影した貴重な8ミリ映像を、沖縄アーカイブ研究所の真喜屋が収集してデジタル映像化。その映像を、當間が現代のグーグルマップの画像と比べながら見せることで、観客は沖縄の変化や歴史を感じることができます。

今回このイベントに初参加となった板尾は、「沖縄には二十数回来ている」と前置きしながら、「それでもまだまだ知らないことがたくさんある。今日は映像で皆さんとそれを見せていただけるのがすごく楽しみです」とイベントへの期待に胸をふくらませていました。

沖縄国際映画祭が終わっても、イベントは続けて行きたい

さっそく、貴重な8ミリ映像を現代の画像と比べながら見ていきます。最初に當間が見せたのは、今回の会場となった「那覇文化芸術劇場なはーと」周辺の1970年代の映像。当時の銀行や、国際通りの風景がスクリーンに映し出されると、会場からは「なつかしい~」という声も飛びました。

また、なはーとの敷地には久茂地小学校があったとのことで、当時その学校の運動会で撮られた8ミリ映像も流されました。この映像を観た板尾が観客に、「1970年代にこの学校に通っていた方はいますか」と確認すると、1人の男性が手を挙げるミラクルも発生。板尾は「赤と白、どっちが勝ったんですか?」とその男性に質問して、会場を笑わせていました。

その後も、開南の交差点や姫百合橋、波の上橋などの昔の映像が流され、イベントは大盛り上がりで終了。最後に板尾は、イベントを総括してこう語ります。

「沖縄の人間でもないですけど、昔の映像と今の映像を見比べるのは楽しい。親戚が集まって昔の8ミリ映像や写真を見ながらみんなでワイワイ言うような、ゆるい感じがすごい楽しかったです」

また、このイベントを過去10回ほど開催してきた當間と真喜屋も、観客への感謝を伝えます。さらに當間が「沖縄国際映画祭が終わっても、このイベントは独自で続けて行きたい」と話すと会場からは大きな拍手。板尾も、「これをずっと続けていっていただければ貴重なアーカイブ、財産になると思います」と、2人の背中を押していました。